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カルシウムスケールを低減する防止剤を開発、バイオマス由来材料を活用:材料技術
伯東は、排水処理工程で発生するカルシウムスケールを抑制する、スケール防止剤「デポナックス P-72」を発売した。少量の添加で高いスケール抑制効果を発揮し、既存の排水処理設備にも適用できる。
伯東は2026年1月13日、排水処理工程で発生するカルシウムスケールを抑制するスケール防止剤「デポナックス P-72」を新たに開発し、販売を開始したと発表した。
同製品は、スケールの析出を抑制して準安定状態を維持し、スケール結晶の成長を阻害する。さらに、凝集と堆積を防止して付着を抑える。これらの作用機構により、カルシウムスケールの発生を総合的に抑制する。少量の添加で高いスケール抑制効果を発揮し、既存の排水処理設備にも適用可能だ。また、バイオマス由来の低環境負荷材料を利用している。
排水処理の消石灰ラインで同製品を使用したラボ試験では、添加量500ppm程度で、スケール析出の低減効果を確認できた。また、半導体工場の排水処理消石灰ラインで3カ月間の長期運転を実施したところ、配管内のカルシウムスケール析出を大幅に低減できた。
同製品の活用により、半導体工場のフッ素含有排水処理など、排水処理の安定操業とメンテナンス負荷および環境負荷の低減が期待される。
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