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DMG森精機が新たなワーク搬送自動化システム、搬送フローを直感操作で設定工作機械

DMG森精機は、操作性を高めたワーク搬送自動化システム「Robo2Go Open」の販売を開始する。タッチ操作による搬送フロー設定が可能で、段取り作業の効率も向上している。

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 DMG森精機は2025年10月23日、ワーク搬送自動化システム「Robo2Go Open(ロボツーゴーオープン)」の販売開始を発表した。従来品の「MATRIS Light」を改良し、より直感的に操作できる。

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ワーク搬送自動化システム「Robo2Go Open」の外観と操作イメージ[クリックで拡大] 出所:DMG 森精機

 ロボット搭載の手押し台車方式を採用し、既存設備にも短時間で取り付けできる。筐体サイズは900×600×1700mm(設置面積0.54m2)。搬送物の形状によりリスク査定が必要だが、協働ロボットを使用するため、安全フェンスなしで運用できる。

 新モデルでは、ヒューマンマシンインタフェース「ERGOline X with CELOS X」に「Robo2Goアプリケーション」を搭載。従来はプログラミングが必要だった搬送フロー設定を、タッチパネル上でリスト選択やドラッグ&ドロップ操作で完結できる。入力項目に応じたガイダンス表示や自動原点復帰機能も備えた。

 また、ロボットと工作機械の間隔を広げたことで、段取りが容易になった。さらに、ワークストッカのレイアウトも柔軟に変更できるようになり、オペレーターが工具や爪交換を行う際の作業性が高まっている。

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ターニングセンタ「NLX 2500|700 2nd Generation」と組み合わせた「Robo2Go Open」[クリックで拡大] 出所:DMG 森精機

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