この記事は、2022年12月2日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
前回の当コラムでは、タイで外国人が働くときに必要なワークパミット(就労許可証)に関する話題を取り上げました。
タイは長年、日系自動車メーカーの牙城といわれてきました。彼らはタイ市場で高いシェアを保つだけでなく、タイを重要な生産拠点としても位置付け、関連日系企業も集積して多くの日本人が働いてきました。しかし、そこに今、中国企業が攻勢をかけてきています。
タイで日本企業から中国企業に変わったある冠スポンサー
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こんな偶然ってあるものなんですね、ということが起こりました。一体何が? 訪タイ日本人数が訪日タイ人数に逆転されていた
何が起こっているのか探ってみました。