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タイで新工場稼働、ラベルやタグなどサプライ商品現地市場への供給強化:工場ニュース
サトーは、タイの販売製造子会社SATO AUTO-ID(THAILAND)に新工場を設立し、稼働を開始した。ラベルやタグなどのサプライ商品の供給力を強化し、地域の製造業の需要増に対応する。
サトーは2025年8月6日、タイの販売製造子会社SATO AUTO-ID(THAILAND)に新工場を設立し、同年7月29日に稼働を開始したと発表した。ラベルやタグなどのサプライ商品の供給力を強化し、地域の製造業の需要増に対応する狙いだ。
新工場は、タイのサムットプラカーン県に建設。建築面積約4500m2、延べ床面積約5700m2で、生産能力は年間700万m2の予定だ。着工は2024年6月、投資額は約17億円。2025年7月に稼働を開始した。
同拠点の稼働により、SATO AUTO-IDのサプライ商品売上は2030年度までに約50%増を見込む。日系および現地のマニュファクチャリング市場向けの供給拠点として、グループ全体の成長を下支えする役割を担う。
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