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初開催となる「XROBOCON 2025」の参加チームに3DEXPERIENCEプラットフォーム提供:メカ設計ニュース
ダッソー・システムズは「XROBOCON 2025」において、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」上で「SOLIDWORKS」を提供すると発表した。参加チームの円滑なコミュニケーションとロボットの設計、開発を支援する。
ダッソー・システムズは2025年8月4日、NHKエンタープライズが主催する「XROBOCON 2025」において、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」上で「SOLIDWORKS」を提供すると発表した。参加チームの円滑なコミュニケーションとロボットの設計、開発をサポートする。
今回が初開催となるXROBOCONは、全年齢対象のロボットコンテストだ。同月25日〜27日にかけて、大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」にて開催される。
日本各地から集まった学生や社会人、異なる分野のエンジニアやクリエイターによる混成チームが出場し、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用してロボットの設計、開発に取り組む。クラウド環境で使用できるため、拠点や活動時間などが異なっていても、コラボレーティブな環境を構築、利用することが可能だ。
同社はこれまでにも「全国高等専門学校ロボットコンテスト」への協賛や、SOLIDWORKSの無償提供、ユーザー会によるボランティア支援などのサポートを実施してきた。これらの取り組みは、学生や社会人が持続可能なイノベーションのために産業界で求められるスキルを習得し、社会で活躍できるようにすることを目的としている。
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