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産婦人科向け観察カメラを台湾で販売開始医療機器ニュース

カシオ計算機は、子宮頸部観察用のコルポカメラ「DZ-C100」とカメラスタンド「CST-100M」の台湾販売を開始した。台湾食品医薬品局の医療機器認可を取得し、画像管理ソフトも併せて提供する。

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 カシオ計算機は2025年7月30日、産婦人科向けの子宮頸部観察、撮影用コルポカメラ「DZ-C100」とカメラスタンド「CST-100M」を台湾で発売した。台湾食品医薬品局(TFDA)よりクラスIIの医療機器として認可を取得している。

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子宮頸部観察、撮影用コルポカメラ「DZ-C100」[クリックで拡大] 出所:カシオ計算機

 DZ-C100は、通常光、グリーン光、偏光の3種類の高精細画像をワンシャッターで同時に撮影でき、液晶モニター上でのタッチ操作によるピント調整が可能だ。スタンドCST-100Mを併用することで、観察位置へのスムーズな移動と固定ができ、効率的に診療を支援する。

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カメラスタンド「CST-100M」[クリックで拡大] 出所:カシオ計算機

 また、PCと連携する画像管理ソフト「D'z IMAGE Viewer C」も同時に提供。撮影画像を高画質で確認、管理できる点が評価されている。

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「D'z IMAGE Viewer C」の画面[クリックで拡大] 出所:カシオ計算機

 同製品は2022年3月に日本国内で販売を開始後、2023年に欧州、2024年には米国と豪州およびニュージーランドで展開済み。今回の台湾市場参入により、カシオは医療事業のグローバル展開をさらに強化するとしている。

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