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3Dプリントシューズを体感できるポップアップストア登場 都内商業施設で初出店:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは3Dプリント技術を活用した次世代シューズブランド「STARAY」のポップアップストアを有楽町マルイの1階に出店する。
APPLE TREEは2025年8月5日、同社が展開する3Dプリント技術を活用した次世代シューズブランド「STARAY(スターレイ)」のポップアップストアを、有楽町マルイ(東京都千代田区)の1階に出店することを発表した。「都内の商業施設での出店は初」(同社)となる。開催期間は2025年8月16〜31日(8月20日は休館日)。
STARAYは、高速光造形技術「HALS(Hindered Asynchronous Light Synthesis)」を搭載したPollyPolymer製3Dプリンタにより一体成形された格子構造が特徴のシューズブランドだ。エルゴノミクスデザイン(人間工学)と3Dプリンティング技術を融合し、ファッション性と機能性を有するシューズやサンダルなどを展開。格子状の立体構造が優れた通気性と快適なフィット感をもたらすとともに、柔軟性と反発性を兼ね備えた新たな履き心地を提供する。
現在、シューズとして「フレックス シティウォーク」(販売価格:2万4200円)と「アスタ 4D ストリート」(同:2万6400円)を、サンダルとして「UFOフィットサンダル」(同:1万9800円)と「ドルフィンプロ」(同:1万4300円)を、大阪の店舗およびオンラインで展開(いずれも税込み価格)している。
今回のポップアップストアでは、オンラインでは伝わりづらい素材感やフィット感を直接体感できるという。
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