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日曜大工やDIYで活躍する図面作成ソフト 最新版では平面図を3D化する新機能が:CADニュース
ソースネクストは、3D図面作成ソフトウェア「図面のプロ4」の販売開始を発表した。新たに平面図を3D化する機能などが搭載されている。
ソースネクストは2025年8月5日、3D図面作成ソフトウェア「図面のプロ4」の販売開始を発表した。販売価格(税込み)は1万780円(同年8月18日まで63%オフの3980円で販売)で、同社サイトからダウンロード版を購入できる。
「図面のプロ」シリーズは、初心者でも直感的に図面作成が行えるソフトウェアだ。建具や家具、住宅設備などの部品があらかじめ登録されており、日曜大工やDIYの設計図作成、部屋の模様替えのイメージづくりなどに活用できる。作図後は印刷だけでなく、画像データ(JPG/PNG/GIF/EMF)として出力することも可能である。
最新バージョンとなる図面のプロ4では、平面図を3D化する機能が新たに搭載された。平面図の多角形に厚みを設定するだけで自動的に3D化できる。旧バージョン(図面のプロ1〜3)で作成されたデータの3D化もサポートする。
その他、「JW_CAD」や「AutoCAD」などの汎用(はんよう)CAD形式への出力にも対応する。陰線(隠れて見えない線)の表示や面の色の表現も可能で、陰線は別レイヤーに出力されるため、色や線種の変更も容易に行える。さらに、キーボードのキーに頻繁に使用するコマンドを割り当てることが可能となり、作業の効率化が図れるようになった。
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