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トヨタ純正レンチメーカーが開発したアウトドア用グリルスタンド:デザインの力
巴製作所はぐらびてと共同で、アウトドア用グリルスタンド「タフレンチスタンド」を開発し、クラウドファンディング「Makuake」でプロジェクトを開始した。
巴製作所は2025年4月23日、ぐらびてと共同で開発したアウトドア用グリルスタンド「タフレンチスタンド」のクラウドファンディングプロジェクトを、「Makuake」上で開始したと発表した。
ホイールレンチの強度や機能美を生かしたシンプル設計
タフレンチスタンドは、「ランドクルーザー」をはじめとするトヨタ車の純正ホイールレンチを70年以上にわたり製造してきた巴製作所の熱間鍛造、切削、熱処理などの製造ノウハウと品質管理技術を結集して実現した製品だ。
脚部には、実際の純正ホイールレンチと同等水準の品質を持つレンチをパーツとして使用しており、社内試験において耐荷重94kgを24時間以上クリアするなど優れた強度を備える。高温にも耐えられる構造で、ダッチオーブンや鉄板などの重量調理器具を載せて安心して利用できる。また、オプションの五徳パーツを組み合わせることで、小鍋やマルチグリドルといった多様な調理器具にも対応可能となる。
タフレンチスタンドは、わずか数点のパーツで構成されるシンプル設計で、工具不要で手軽に組み立て/分解(収納)が可能だ。キャンプやアウトドア、さらには災害時の炊き出しなど、さまざまなシーンで役立つという。
今回のプロジェクトは「タフシリーズ」の第1弾として位置付けられており、今後も巴製作所の高い技術力と革新的なアイデアを具現化した製品の展開が予定されている。
(※)本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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