2025年1月20日(現地時間)に第2次トランプ政権が始動しました。始動するやいなやいきなり大統領令を乱発するところが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏らしいなと思いますが、その中で以前も取り上げた関税問題が現実のものになりそうになっています。メキシコとカナダから全ての製品に25%の関税を課し、中国には現在の関税に加えて10%の追加関税を出すというものです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第2次トランプ政権下でメキシコ進出企業はどうなるのか
メキシコ、カナダ、中国に新たな関税を課す考えを示しています。 - ホンダがカナダにEV製造拠点を新設、バッテリーは自社生産
ホンダはEV専用の完成車工場やバッテリー工場の建設、材料メーカーとの共同出資会社設立など、北米でのEVの包括的バリューチェーン構築に向けた検討を開始した。 - トランプ政権誕生で製造業が考えるべきポイントは「米国生産」
2016年11月8日の米国大統領選挙の結果により、ドナルド・トランプ氏が次期米国大統領となることが決まった。過激な発言を繰り返してきたトランプ氏だが、製造業への影響には何があるだろうか。最大の焦点は「米国での生産」をどう考えるかに左右される。