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Stratasysが3D造形ソフトを強化 環境配慮機能やSLA方式への対応など3Dプリンタニュース

Stratasysは、ソフトウェア「GrabCAD Print」「GrabCAD Print Pro」を強化した。3Dプリント時の環境への影響を推定して最適化する「排出量推定機能」を備える他、SLA方式3Dプリンタ「Neoシリーズ」にも対応する。

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 Stratasys(ストラタシス)は2024年11月14日(現地時間)、ソフトウェア「GrabCAD Print」「GrabCAD Print Pro」を強化したと発表した。両製品には、持続可能性の取り組みを支援するための「排出量推定機能」が含まれる。

 同機能は、3Dプリンタで造形する際の環境への影響を推定して最適化するもので、全体や個別部品レベルで二酸化炭素換算(CO2e)の排出量を見積もることができ、造形時間、電力消費、生産場所の具体的な排出データを考慮した造形を支援する。なお、同機能は現在、同社のFDM方式3Dプリンタで利用でき、今後さらに多くの機種(造形方式)に適用される予定だ。

 また、SLA(光造形)方式3Dプリンタ「Neoシリーズ」でもGrabCAD Printが利用可能になった。これにより、同社の全ての3Dプリンタで同じ造形準備ソフトウェアを使用できる。同社の主要な5つの技術にも対応する。

 Neo向けのGrabCAD Print Proは、直感的なSLA造形準備と集中管理のためのソフトウェアパッケージを提供する他、Neoの「Titanium」ソフトウェアとシームレスに統合し、ファイル管理やサポート生成、正確な造形制御を支援する。GrabCAD PrintエコシステムにNeoシリーズが加わったことで、Neoユーザーは基本的な造形準備機能を無料で利用できる。

 その他、GrabCAD Print、GrabCAD Print Proの強化点として、対応する材料が拡張したこと、精密なモデル準備ができるSplit機能が挙げられる。サポート構造の精度を向上する「DLP-P3 Origin」プリンタ向け新アンカープレイスメントオプションも追加している。

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