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ストラタシス、デジタル歯科技工所向けに設計した歯科用3Dプリンタを発表3Dプリンタニュース

Stratasysは、歯科用3Dプリンタ「DentaJet XL」を発表した。新しい造形モードと大容量カートリッジの導入により、1パーツあたりのコストを最大67%削減する。

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 Stratasys(ストラタシス)は2024年7月25日、歯科用3Dプリンタ「DentaJet XL」を発表した。「DentaJet」シリーズの最新版で、新しい造形モードと大容量カートリッジの導入により、1パーツ当たりのコストを最大67%削減する。

歯科用3Dプリンタ「DentaJet XL」
歯科用3Dプリンタ「DentaJet XL」[クリックで拡大] 出所:Stratasys

 DentaJet XLは、大規模生産するデジタル歯科技工所向けに設計しており、高精度のクラウンブリッジ、インプラント、アライナーのモデルとサージカルガイドを同時に生産できる。ソフトウェアによる造形準備と造形管理機能、無人での造形と硬化により、人件費を最大90%削減する。また、サポート材を除去するための検証済み高速大量バッチ後処理ワークフローと統合できる。

 4kgの樹脂カートリッジとホットスワップにより、大規模なジョブも中断せずに造形できる。2つの材料を同時に造形することも可能だ。

 フリート管理を統合する「GrabCAD Print ソフトウェア」は、大幅に造形準備時間を短縮する。超高速モードにより、クリアアライナーアーチの生産速度を最大30%向上。統合したサードパーティー製の効率的な後処理により、プロセスを合理化し、時間と労力を削減する。

造形物の例
造形物の例 出所:Stratasys

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