この記事は、2024年11月19日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
11月5〜10日、「第32回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)」が開かれました。読者の中でも、会場に行かれた方は多いのではないでしょうか。
会場内を取材したものとしては、ギガキャストなどの流れがある中で大型化する部品や金型を加工する大きな機械や、ギア加工やレーザー加工までを工程集約する機械が印象的でした。6軸の多関節ロボットを活用した加工の展示もありましたし、大型部品の加工という課題に各社の技術でどう取り組んでいくのかは気になるところです。
MONOistでもMONOist JIMTOF 2024特設サイトを設けて会場レポートを掲載していますが、そういった記事が多く読まれる傾向にあったと思います。
JIMTOF 2024の来場者は前回より1万5000人増
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