ニュース
東光高岳が最高出力150kWの急速充電器、ラインアップ拡充:電動化
東光高岳はEVの充電器「SERA」シリーズに最高出力150kWのモデルを追加し、2025年4月から販売する。
東光高岳は2024年11月14日、EV(電気自動車)の充電器「SERA(セラ)」シリーズに最高出力150kWのモデルを追加し、2025年4月から販売すると発表した。
急速充電の150kW対応の新モデル「HFR1-150B12」は、CHAdeMO方式に対応しており、国内外のEVやPHEV(プラグインハイブリッド車)に対応する。150kWの出力は短時間ブースト仕様となる。カラー液晶の表示ガイダンスに沿って簡単に操作できるとしている。
故障時は故障ユニットを切り離し、容量を制限しながら継続して充電できるようにした。外部通信にはOCPP2.0.1を採用。e-Mobility Powerの全国共通課金サービスをはじめとするIoT(モノのインターネット)化に対応する。また、特定計量制度に対応した計量器を内蔵した。時間制サービス料金から容量(kWh)制サービス料金への移行にも対応する。
セラシリーズとしては、1口の最高出力が350kW、総出力400kWの次世代超急速充電器の開発をe-Mobility Powerと共同で進めている。これが完成すると、セラシリーズのラインアップは最高出力が3kW、15kW、50kW、120kW、150kW、400kWとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 二輪車向けの電動過給機付きV型3気筒エンジンを開発
ホンダは、二輪車向けの電動過給機付きV型3気筒エンジンを開発した。同社発表によると、二輪車向けに電動過給機を採用したエンジンは世界初だという。 - 自動車を今後も所有したい? 重視することは? 2800人に調査
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは「自動車の所有と利用に関する調査」の調査結果を発表した。 - ASEANのEVシフトはどう進む? 現地の最新状況を解説
三菱UFJリサーチ&コンサルティングのタイ法人MU Research and Consulting (Thailand)のコンサルタントである池内勇人氏が「ASEAN自動車市場 〜電動化の進展における主な論点〜」をテーマに行った講演を一部紹介する。 - 電動バイクタクシー向けバッテリーサブスクリプションサービスを実証開始
東芝およびナチュラニクスは、タイのバンコクにて、電動バイクタクシーのドライバー向けバッテリーサブスクリプションサービスに関する実証実験を開始した。 - 世界のEV/HEV/PHEVの新車販売台数予測を発表
富士経済は、世界のEV、HEV、PHEVの新車販売台数予測を発表した。EVは2023年、2024年に成長が鈍化したものの、2025年以降は市場が順調に拡大する予測となっている。 - スバルがEV戦略の最新状況を発表、柔軟性と拡張性がカギ
SUBARUは2025年3月期第2四半期の決算を発表した。