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日本市場向けロボティクスソリューションにデルタロボットを追加:産業用ロボット
Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は、日本市場向けロボティクスソリューションにデルタロボットを追加する。食品や日用品などの生産現場のピックアンドプレース作業に適しており、生産効率の向上に貢献する。
Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は2024年10月10日、日本市場向けロボティクスソリューションにデルタロボットを追加すると発表した。同社ブランド「Lexium(レクシウム)」製品として、「T」「P」の2種類のシリーズを同年12月23日から提供開始する。
2軸動作のTシリーズは可搬重量60kg、3〜5軸動作のPシリーズは可搬重量15kgまで対応し、ピックアンドプレース作業に適している。手作業が多く残る食品や日用品などの生産現場へ導入し、生産効率の向上に貢献する。
ロボットアームの素材には折れにくく水に強いステンレスを採用しており、従来のカーボン製で課題となっていた、破損時などに炭素繊維が飛散するリスクを解消する。また、本体を丸洗い洗浄できるIP56準拠モデルを完備し、飲食品などの製造現場への導入条件を満たす。
さらに、同社が提供するコントローラー「PackDrive」は、複数のロボットやリニア搬送の制御を1台に集約可能。ロボットソリューション導入における制御開発工数の削減や、現場への迅速な導入に貢献する。
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