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潤滑油/グリス製品向けにカーボンフットプリント算定システムを開発:脱炭素
ENEOSは、同社の潤滑油/グリス製品向けに、「製品別カーボンフットプリント算定システム」を開発した。
ENEOSは2024年10月16日、同社の潤滑油/グリス製品向けに、「製品別カーボンフットプリント(CFP)算定システム」を開発し、同システムで算定したCFPの顧客への提供を同年10月に開始したと発表した。潤滑油/グリス製品のCFP算定は国内潤滑油業界で初となる(同社調べ)。
カーボンフットプリントとは製品の原材料調達から廃棄/リサイクルに至るまでの間に排出される温室効果ガスをCO2に換算したものだが、今回の発表では原材料調達から出荷までの排出量(Cradle-to-Gate)を指す。
製品別カーボンフットプリント算定システムは、原料や製品の種類が多岐にわたる潤滑油/グリス製品において、簡単で効率的にCFPを算定し、顧客へのCFPの提供を可能とする。さらに、経済産業省の「カーボンフットプリントガイド ライン」などの各種ガイドラインを参照し、潤滑油/グリス製品のCFP算定ロジックを確立することで、より正確な数値を提供できるようにしている。
潤滑油/グリス製品の原料である基油の一部については、ウェイストボックスおよびNTTデータと共同で開発した「製品別CFP管理システム」により算定されたCFPを一次データとして使用している。
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