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現代の社員がビジネスで一番ストレスを感じることとは?素材/化学メルマガ 編集後記

現代の社員がビジネスで一番ストレスを感じることについて考えてみました。

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 この記事は、2024年10月11日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 最近、取材を終えて17時くらいに電車に乗ったところ、車内の混雑状況に驚きました。「新型コロナウイルス感染症対策で多くの企業で導入されたテレワークはどうなっているんだ」と思いました。

 MS-JapanがWebアンケートにより全国の管理部門を対象に行った「テレワーク実態調査(実施日:2024年5月22〜28日、有効回答数:346人)」結果によれば、全体のうち約70%の企業でテレワーク制度が導入されている一方で、週1日以上のテレワーク実施率は約40%にとどまっているそうです。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大が落ち着いた後に出社が増えた企業は全体の40%で、10%の企業ではテレワークが廃止されたことも分かっています。

現在は「68.2%」の企業でテレワークが導入されている一方、実際に週1日以上テレワークを実施している率は「42.1%」にとどまることが明らかに
現在は「68.2%」の企業でテレワークが導入されている一方、実際に週1日以上テレワークを実施している率は「42.1%」にとどまることが明らかに[クリックで拡大] 出所:MS-Japan

 テレワークを廃止あるいは縮小した企業について検索してみると、本田技研工業やGMOインターネットグループはテレワークを廃止し原則出社の勤務体制を採用していることが分かりました。また、2024年9月にAmazon.comが2025年1月から全世界の拠点でリモートワークを廃止することを発表していました。

 これらのような動きを見ると、「やはり、テレワークは生産性を下げるのか」と思ってしまいます。併せて、「テレワークで働いていた人が急に原則出社となるとそれは結構なストレスなのでは……」と考えてしまうのです。

 そこで、今回は現代の社員がビジネスで受けるストレスについて考えてみます。一体、現代のビジネスパーソンはどんなことが一番のストレスなのでしょうか?

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