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製造データへのリアルタイムアクセスなどを効率化する新製品をリトマスが開発:製造ITニュース
リトマス・オートメーション・ジャパンは、製造データへのリアルタイムアクセスやデータ活用などを効率化する「LITMUS UNIFIED NAMESPACE」を発売した。
リトマス・オートメーション・ジャパンは2024年9月3日、製造データへのリアルタイムアクセスやデータ活用などを効率化する「LITMUS UNIFIED NAMESPACE」を発売した。
同製品は、業界のデファクトスタンダード的存在であるMQTTプロトコルをサポートする。同製品をMQTTブローカーとして利用することで、従来のデータストリームを標準化したり、新たなデータストリームを簡単に作ることができる。これにより、乱立しているデータ交換様式の整理が可能だ。
また、データ取得やデータ処理に関するベンダー依存を排除でき、システムやプロトコルとは関係なく、要求に応じたデータモデルをサポートする。ユーザー企業は、自社の業務要件に沿ったデータ運用が可能になる。
産業用IoT(IIoT)プラットフォーム「Litmus Edge」を利用中のユーザー企業は、データとデータモデルをLitmus UNSへ自動転送またはレプリケーションできるため、両製品のシームレスな活用に対応する。
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