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都営地下鉄などの輪軸組立作業でも不正、京王重機整備がデータ差し替え品質不正問題

京王重機整備は、同社で施工している輪軸組立作業において、検査成績表の数値の差し替えが判明したと発表した。

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 京王重機整備は2024年9月19日、同社で施工している輪軸組立作業において、検査成績表の数値の差し替えが判明したと発表した。

 京王重機整備では、国土交通省による各鉄道事業者への点検要請を受け2024年9月12日から過去の検査成績表を精査したところ、車輪に車軸を圧入する作業において、記録が残っている2016年以降、圧力値が規定値を超過もしくは下回っているものを規定値の範囲内に入るように数値を差し替え、納入していたことが判明した。

 京王重機整備は都営地下鉄など数多くの鉄道車両の整備を請け負っている。そのため、点検調査対象となったのは37社分の約1万本となる。その中で、圧入力値が規定値から超過もしくは下回っていたものは31社分、1786本となった。また、出力データが確認できないものは10社分、587本となっている。

 鉄道会社の輪軸組立作業時の検査不正については2024年9月11日に日本貨物鉄道(JR貨物)、2024年9月18日に東京メトロで発表があったばかりだ。

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