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セラミックパッケージメーカーがmcframe PLM導入 標準機能生かし短期間で構築製造IT導入事例

キヤノンITソリューションズのPLMソリューション「mcframe PLM」を、高性能セラミックパッケージなどを手掛けるNGKエレクトロデバイスが導入した。標準機能を生かし、主力製品の品番の付帯情報を統合管理する仕組みを短期間で構築した。

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 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2024年7月24日、同社のPLMソリューション「mcframe PLM」を、NGKエレクトロデバイスが導入したと発表した。標準機能を生かし、主力製品の品番の付帯情報を統合管理する仕組みを構築した。

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NGKエレクトロデバイスが使用する「mcframe PLM」上のBOPのイメージ[クリックで拡大] 出所:キヤノンITソリューションズ

 高性能セラミックパッケージなどを手掛けるNGKエレクトロデバイスは、属人化により非効率だった業務プロセスの改善に向け、設計や製造における情報管理の最適化に着手した。主力製品の品番に付帯する各種情報管理の一元化を目指して、PLM導入の検討を開始した。

 試作開発前にアイデアや概念を検証するPoCを実施する中で、標準機能を生かした短納期かつ低コストでの導入ができる点などを評価し、キヤノンITSのmcframe PLMの採用を決定した。製品選定に関する質問や相談へのきめ細かい対応も、採用の決め手になったという。

 主力製品の「水晶パッケージ」領域の情報管理からプロジェクトを開始し、9カ月で導入を終えた。現在はPLM上で品番と各種情報をひも付けており、今後は外部システムとの連携に取り組む。将来的には、他製品部門や購買部門での利用も目指すとしている。

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