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コニカミノルタ、米国子会社のERPソリューション部門を譲渡:製造マネジメントニュース
コニカミノルタの米国販売会社Konica Minolta Business Solutions U.S.A.は、ERPソリューション部門をAvaniko Technologiesに譲渡する契約を締結した。SAPの技術力が高いAvaniko傘下に入ることで、より強みを発揮できるとしている。
コニカミノルタは2024年6月25日、米国販売会社Konica Minolta Business Solutions U.S.A.が、ERPソリューション部門をAvaniko Technologiesに譲渡する契約を締結したと発表した。
Konica Minolta Business Solutions U.S.A.は、2018年にMWA Intelligenceを買収。SAP Business Oneプラットフォーム上にERPソリューションを開発し、情報機器と連携した統合管理環境への導入や保守サービスを提供してきた。
コニカミノルタは、今回譲渡対象となるERPソリューションサービスが、SAPの技術力が高いAvaniko傘下に入ることで、より強みを発揮できるとしている。さらに、コニカミノルタはこの譲渡により、同社のDW(デジタルワークプレイス)-DX(デジタルトランスフォーメーション)事業の収益性を改善する。
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