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長期供給可能なUbuntu搭載のデジタルサイネージ用STBを開発組み込み開発ニュース

サイバーステーションは、廣積科技と提携して、Ubuntu搭載のデジタルサイネージ用セットトップボックスを共同開発する。2025年春には、製品とサービスの提供を開始する予定だ。

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 サイバーステーションは2024年6月19日、廣積科技(iBASE Technology)と提携して、Ubuntu搭載のデジタルサイネージ用セットトップボックス(STB)を共同開発すると発表した。2025年春には、製品とサービスの提供を開始する予定だ。

 STBは、テレビやディスプレイに接続して受信した映像信号を表示するための機器だ。今回開発するSTBは、組み込みデバイス向けのOSのUbuntuを搭載し、最長10年間の継続供給とセキュリティサポートを提供する。

 STBには「Ubuntu Pro for Devices」を採用し、MediaTekのGenio510 CPUとMali-G57 GPUを搭載。さらに、4K60Pの動画再生、AV1、H.265、H.264の各コーデック対応、デュアルディスプレイサポート、マルチコアAI(人工知能)プロセッサなどの機能を備える。

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「Ubuntu Pro for Devices」とiBASEの強み[クリックで拡大] 出所:サイバーステーション

 店舗のデジタルサイネージでのインタラクティブな顧客体験や、エッジAI技術を活用したマーケティングと広告展開が可能となる。長期間のセキュリティ更新とサポートで、長期にわたる安定した運用を提供する。

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