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認証不正のダイハツ全車種で基準適合性の検証が完了:品質不正問題
ダイハツ工業で認証不正問題のあった全ての車種とエンジンについて、国土交通省による基準適合性の検証が完了した。
ダイハツ工業は2024年6月25日、認証不正問題のあった全ての車種とエンジンについて、国土交通省による基準適合性の検証が完了したと発表した。
既に生産を終了した7車種とエンジンが道路運送車両法の基準に適合していると同日付で認められ、検証が終了した。なお、小型商用車の「グランマックス トラック」(トヨタ向けタウンエース トラック、マツダ向けボンゴ トラック)は、認証不正問題とは別の不具合が確認された。
グランマックス トラックとそのOEM(相手先ブランドによる生産)供給モデルは、2024年1月26日に国土交通省の行政処分で型式指定が取り消されているが、「後面衝突時における燃料漏れ防止の基準」における基準適合性に関する確認試験の中で、バッテリーの固定具が外れ、所定位置を保持できなくなるおそれがあると判明した。
今回判明した不具合に関係する事故情報は現時点では把握していないものの、国土交通省の指導の下で速やかに市場措置の準備を進めるとしている。
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