検索
ニュース

逆走および誤進入検知警告システムが名古屋高速道路にて採用安全システム

IHIの逆走および誤進入検知警告システムが、名古屋高速道路での運用を開始した。高速道路出口を逆走する車両や、誤って進入する歩行者などを検知して警告するものとなっている。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 IHIは2024年5月24日、同社の逆走および誤進入検知警告システムが、同月15日より名古屋高速道路2号東山線高針出入口にて運用を開始したと発表した。

逆走および誤進入検知警告システムの概略図
逆走および誤進入検知警告システムの概略図[クリックで拡大] 出所:IHI

 同システムは、高速道路出口を逆走する車両や,通行を認められていない高速道路に誤って進入する自転車や原付、歩行者などを検知し,警告するものだ。

 路側に設置した3DLR(3次元レーザーレーダー)で逆走車両を検出し,既設情報板で注意喚起する。また、誤進入に対しても、回転灯や表示板,LEDプロジェクターによる路面へのピクトグラム投影で警告する。これらに加えて交通管制室にも通知することで、迅速な対応に寄与する。

歩行者の誤進入検知例
歩行者の誤進入検知例[クリックで拡大] 出所:IHI

 IHIは2022年より、名古屋高速道路公社と共同で研究を進めていた。実証実験を経て今回の社会実装に至っている。

→その他の「安全システム」関連記事はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る