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事故自動通報用通信型ドライブレコーダーのガイドラインを制定、公開安全システム

ドライブレコーダー協議会は、「事故自動通報用通信型ドライブレコーダーのガイドライン」を制定、公開した。先進事故自動通報装置を活用した「D-Call Net」に要するドライブレコーダーの技術仕様をまとめたものとなっている。

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 ドライブレコーダー協議会は2024年3月29日、「事故自動通報用通信型ドライブレコーダーのガイドライン」を制定、公開したと発表した。

 近年、AACN(先進事故自動通報装置)を活用した「D-Call Net」の搭載が進んでいる。D-Call Netにより、事故の自動通報データを病院に連携することで、ドクター ヘリやドクターカーなどの迅速な出動や救急医療の高度化につながることが期待されている。

 今回公開したガイドラインは、D-Call Netに要するドライブレコーダーの技術仕様をまとめたものだ。現在自動車に搭載されているドライブレコーダーの多くは、モバイル通信機能を備えていない。同ガイドラインによる通信型のドライブレコーダーを後付けで搭載することにより、D-Call Netに対応可能となることが期待される。

 同ガイドラインは、「車載器型」事故自動通報装置における緊急通報の在り方を規定した「三省庁ガイドライン」の要件を可能な限り満たすように作成された。

 同ガイドラインは、以前よりドライブレコーダー協議会で制定、公開している「ドライブレコーダー推奨ガイドライン」の一部となっている。詳細解説などの一部の内容は、基本的にドライブレコーダー協議会会員のみ閲覧可能となっている。

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