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ソラコムがコネクテッドカー推進団体のAECCに加入、IoT通信の専門知識生かす製造業IoT

ソラコムは、コネクテッドカー技術を検証、推進する業界横断型の非営利コンソーシアム「AECC」への加入を発表した。同社が有するIoT通信の専門知識を活用し、将来のコネクテッドカーのニーズを満たす、新技術や標準の確立を目指していく。

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 ソラコムは2024年5月23日、コネクテッドカー技術を検証、推進する業界横断型の非営利コンソーシアム「AECC(Automotive Edge Computing Consortium)」への加入を発表した。

 同社はIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しており、IoT(モノのインターネット)通信に関して専門知識を有する。AECCメンバーとなったことで、MNO(携帯通信事業者)や自動車メーカー、通信、クラウドの事業者、その他関連技術標準団体、技術コミュニティーと協力し、将来のコネクテッドカーのニーズを満たす、新技術や標準の確立を目指していく。

 同年4月のAECC All Member meetingでは、今後の予定を発表した。AECCメンバーのトヨタ自動車と伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と共同で、GSMA規格SGP22、SGP32に基づいたeUICC(Embedded universal integrated circuit card)を使用し、コネクテッドカー向けの認証と安全に保護されたネットワークのPoC(概念実証)を実施するとしている。

 同社の最高技術責任者 安川健太氏は、「自動運転などのインテリジェントドライビングや高精度マッピングなどのコネクテッドカーのためのサービスには、クラウドに接続するための安全で信頼性の高い通信が必要」とする。クラウドに車両が安全に接続する次世代ソリューションを形にするために、「大容量データ処理やインテリジェントサービスをサポートする」とコメントしている。

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