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三菱電機欧州法人が空調機器向け次世代型リモート管理システムにソラコムを採用組み込み採用事例

ソラコムは、同社のIoTプラットフォーム「SORACOM」を、三菱電機の欧州法人がクラウドベースの次世代型リモート管理システム「MELCloud」にセルラー通信機能を追加するため採用したと発表した。

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 ソラコムは2024年4月23日、三菱電機の欧州法人Mitsubishi Electric Europeが、クラウドベースの次世代型リモート管理システム「MELCloud」にセルラー通信機能を追加するため、IoT(モノのインターネット)プラットフォーム「SORACOM」を採用したと発表した。

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次世代型リモート管理システム「MELCloud」のイメージ[クリックで拡大] 出所:ソラコム

 MELCloudは、三菱電機のエアコンや暖房、熱回収、換気システムの性能と効率を最適化するさまざまな機能を備えている。エアコンや暖房システムを、パソコンやタブレット、スマートフォンからリアルタイムに、もしくは季節や週ごとに組んだプログラムで遠隔操作できる。エネルギー消費量や温度、気流、システム状況などのデータはクラウドに送信され、分析やシステム最適化に活用可能だ。

 SORACOMの採用に当たっては、プラットフォームが強固であること、マルチキャリアで各通信事業者が提供するセルラー通信を選択できるため、信頼性の高いネットワークにアクセスできること、欧州での網羅率が広いことが評価された。

 MELCloudは欧州全域にて利用でき、2023年末時点で約100万台が登録されている。今回、MELCloudにSORACOMのセルラー通信機能を追加したことにより、マンションやアパート、市営住宅など専用Wi-Fiが使えない、ネットワークに接続しにくい、アクセスできないといった状況でも、シームレスにサービスを利用できるようになった。

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