ニュース
静岡県磐田市に新社屋を開設、次世代社会構想を推進:製造マネジメントニュース
ソミックマネージメントホールディングスは、静岡県磐田市の磐田駅前に開設した新社屋に移転した。磐田市と「連携と協力に関する協定」締結式を開催しており、地域活性に寄与する取り組みを進める。
ソミックマネージメントホールディングスは2024年4月17日、静岡県磐田市の磐田駅前に開設した新社屋に同月1日付で移転したと発表した。
同社グループは、2024年4月17日に磐田市と「連携と協力に関する協定」締結式を開催。相互の資源や機能などを用いて、「まちづくりの推進」や「地域企業との連携や雇用創出」「若年層の職業意識の醸成と多様な働き方の推進」といった地域活性に寄与する取り組みを進めるとした。新社屋は未来の「実験場」に位置付けている。
同社では、次世代社会として「SOMIC SOCIETY」構想を提唱している。同構想に向けて、きづきアーキテクトやCREATION DRIVE、GK京都、DEVICES-UNLIMITED CORP.、まちライブラリーといった企業、団体との提携も発表した。
なお、SOMIC SOCIETYとは、世界中の人々が創造、未来、挑戦できる社会の実現に向け、まず自らが社会課題解決に挑戦し、共感する仲間と新しいネットワークを作り、次世代へ笑顔をつなぐという考えのもと、同社グループが提唱する次世代社会を指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- トヨタの新東京本社が2029年度に開業、リースバックで入居する水道橋から品川へ
トヨタ自動車は、京浜急行電鉄と共同開発契約を締結している品川駅西口地区に「新東京本社」を開業すると発表した。2029年度内に、現在水道橋にある東京本社を移転する形での開業となる。 - マツダが六本木に新拠点、異業種との共創や採用活動に注力
マツダは東京都港区六本木に新たな価値創造に取り組む仲間づくりの場「マツダイノベーションスペース東京」を開設した。 - 観光公害の解決から災害時の支援まで、日産が広げるEVのつながり
日産自動車は「ゼロ・エミッションフォーラム2024」を開催した。EVを中心とした脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて語るフォーラムで、日産自動車と協力してカーボンニュートラル実現を目指す自治体や大学が登壇した。 - 東芝が研究開発新棟を公開、島田社長「光輝く東芝を目指すための拠点」
東芝は、小向事業所(川崎市幸区)内に開設した研究開発新棟「イノベーション・パレット」のオープンニングセレモニーを開催するとともに、同所を報道陣に公開した。 - 東北大学サイエンスパーク構想が本格始動、優秀な研究者と共創できる仕組みとは?
東北大学と三井不動産は、両者のパートナーシップによる「東北大学サイエンスパーク構想」を本格始動したと発表した。 - パナソニック インダストリーが虎ノ門に本社を移転し部門集約、顧客共創機能も
パナソニック インダストリーは2024年2月1日、東京・虎ノ門に設けた新拠点「Innovation HUB TOKYO」をオープンするとともに、本社機能を大阪府門真市から同拠点に移転したことを発表した。