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アルツハイマー病など神経疾患領域での提携を拡大、検査試薬開発へ医療機器ニュース

富士レビオグループのFujirebio Diagnostics ABは、Beckman Coulterとの神経疾患領域における提携を拡大した。Beckman Coulterの高感度全自動化学発光酵素免疫測定装置「DxI 9000 Access Immunoassay Analyzer」向けに、検査試薬を開発する。

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 富士レビオ・ホールディングスは2024年3月13日、完全子会社のFujirebio Diagnostics傘下のFujirebio Diagnostics AB(FDAB)とBeckman Coulterが、神経疾患領域における提携を拡大したと発表した。

 FDABとBeckman Coulterは、2023年に、アルツハイマー病など神経疾患関連領域の臨床検査薬の開発、製造などにおいて提携を開始している。今回の提携拡大では、Beckman Coulterの高感度全自動化学発光酵素免疫測定装置「DxI 9000 Access Immunoassay Analyzer」向けに、検査試薬を開発。血漿中217位リン酸化タウ蛋白(pTau217)検査試薬や、血漿中βアミロイド1-42検査試薬などが含まれることになった。

 富士レビオグループは、グローバル市場における、アルツハイマー病治療の発展に寄与する血液検査試薬などの実用化と普及を目指している。臨床検査とライフサイエンスの分野で事業を展開するBeckman Coulterとの提携拡大を通じ、同グループはCDMO(受託開発製造)戦力の強化を加速させるとしている。

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