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大型モデルの形状を精密に測定できる写真測量システムの販売を開始:3Dスキャナーニュース
APPLE TREEは、大型モデルの形状を精密に測定できる、SCANTECHの写真測量システム「MSCAN-L15」の販売を開始した。撮影範囲や被写界深度が拡大しており、大きな部品を最大0.012mm/mの体積精度で測定できる。
APPLE TREEは2024年2月20日、大きな対象物の形状を精密に測定するために設計された、SCANTECHの写真測量システム「MSCAN-L15」の販売を開始した。
MSCAN-L15は、撮影範囲が最大9.4×6.9m、被写界深度が6.5mと大幅に拡大している。これにより、2〜10mの大きな物や部品を最大0.012mm/mの体積精度で測定できる。
3D検査装置とは、互換性を備える。青色LEDライトにより精密な検査成果が得られるため、より厳しい測定精度のニーズに対応する。また、高性能HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を備えており、さまざまな環境に適応する。デザインは人間工学に基づいており、長時間使用しても疲れにくく、持ち運びしやすい。
変形検出も可能で、変形部品の精密かつ正確な3Dデータを取得でき、分かりやすい偏差値を出力する。円筒の軸間距離など部品の重要な箇所はマルチアダプターで検査できる。
なお、中小企業経営強化税制(A類型:生産性向上設備)の優遇措置に対応しているため、購入にかかる費用を大幅に軽減できる。
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