3D CADベンダー各社が推進するクラウドプラットフォーム戦略の流れで共通しているのが「3Dデータの活用をさらに広げていきましょう!」というメッセージだと思います。かなりざっくりし過ぎでしょうか……。
具体的には、3Dデータの活用の範囲を、設計や解析だけにとどめるのではなく、例えば、製造やアフターサービス、営業、広告、マーケティングといった領域、他の業務プロセスにまで広げ、全体最適化を図り、競争力の強化やリードタイム短縮、さらにはイノベーション創出などにつなげていくという考え方だと理解しています。単に「クラウドに3Dデータを置きましょう」という一昔前のお話でとどまっていない点もポイントかと思います。
3D CADベンダー各社の戦略をどう捉えるべきか?
ここで重要となるのが……、
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