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品質管理工程の効率化を目指し、化学メーカーがデータ分析ツールを導入: 製造IT導入事例
ビジネスエンジニアリングのデータ記録、分析、活用ツール「mcframe RAKU-PAD」を、多摩化学工業が導入した。導入により品質管理の質が向上し、作業時間の短縮や人的ミス削減などの効果があった。
ビジネスエンジニアリングは2023年11月6日、同社のデータ記録、分析、活用ツール「mcframe RAKU-PAD」(RAKU-PAD)を、多摩化学工業が導入したと発表した。
多摩化学工業は、半導体の需要拡大への対応として、業務を効率化するデジタルツールの導入を検討してきた。同社では、SPC(統計的工程管理)手法を用いた高度な品質管理をより徹底させたい、品質管理に必要なデータ入力の工数を抑えて人的ミスを削減したいなどの要望があったという。
今回、検査機器から検査結果データをRAKU-PADに自動連携し、SPC機能によって異常判定までのプロセスをワンストップで実行できるシステムを構築した。
RAKU-PADが、SPCによる品質管理に必要な機能を網羅していること、分析機器からの自動データ取り込みが可能なこと、また、柔軟なカスタマイズに対応し、直感的に操作できることなどが採択の理由となった。
システム構築後、多摩化学工業では品質管理の質が向上し、作業時間の短縮や人的ミスの削減などの効果が現れているという。
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