およそ1×1mの3Dスキャンに対応する工業用3Dスキャナーを発表:3Dスキャナーニュース
Creaformは大型部品向けの3Dスキャナー「HandySCAN 3D」に、工業用3Dスキャナー「MAX」シリーズを追加した。およそ1×1mの3Dスキャンに対応し、大きく複雑な表面を3D測定できる。
Creaformは2023年10月25日(現地時間)、大型部品向けの3Dスキャナー「HandySCAN 3D」に、工業用3Dスキャナー「MAX」シリーズを追加したと発表した。およそ1×1mの3Dスキャンに対応し、大きく複雑な表面を3D測定できる。
MAXシリーズは、容積精度0.100mm+0.015mm/mで、工業用寸法検査レベルの測定結果が得られる。ISO 17025認証を取得し、VDI/VDE 2634パート3規格に準拠する。同社のダイナミックリファレンシングアルゴリズムを搭載しており、正確かつ細部まで厳密に部品の3D構造をスキャンできる。
複数のスキャンモード機能を搭載しており、最速スキャン時間または最大解像度のいずれかを選択できる。汎用性に優れ、最大15mの大型部品やアセンブリを測定技師以外でも最適に測定できる。CADソフトウェアに3Dスキャンを簡単かつシームレスに統合できる他、プラグアンドプレイ式により素早くセットアップできる。
また、短い焦点距離で品質の高いスキャンができる「フレックス・ボリューム機能」を搭載する。長い焦点距離では、大型部品を高速に測定できる。AI(人工知能)を組み合わせた高度な画像処理により、表面測定を最適化する「スマート・サーフェス・アルゴリズム機能」も搭載。複雑な構造のトラッキングが向上し、スキャンプロセスを簡素化する。
「リアルタイム・キャリブレーション機能」では、キャリブレーション手順をスキャンワークフローに統合。これにより、自動的かつシームレスにキャリブレーションを実行できる。
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