CeMATをメルボルンとシンガポールで2024年に開催、最新マテハン情報を発信:FAニュース
Deutsche Messeは、イントラロジスティクスとマテリアルハンドリングの国際展示会「CeMAT」を、オーストラリアのメルボルンとシンガポールで2024年に開催する。
Deutsche Messeの日本代表部International Linkageは2023年9月14日、Deutsche Messe主催のイントラロジスティクスとマテリアルハンドリングの国際展示会「CeMAT(セマット)」を、オーストラリアのメルボルンとシンガポールで2024年に開催することを発表した。名称はそれぞれ、「CeMAT AUSTRALIA」「CeMAT SOUTHEAST ASIA」となる。
CeMAT AUSTRALIAは、コロナ禍の中断を経て2023年はオーストラリアのシドニーで開催。2024年は7月23〜25日に、メルボルンの「メルボルンコンベンション&エキシビションセンター」にて開催する。
CeMAT SOUTHEAST ASIAは、新型コロナウイルス感染症の流行前は、インドネシアのジャカルタなどで開催。2024年5月15〜17日には、「シンガポールEXPO」にてシンガポールで初めて開催する。国際的な物流関係の会議「LogiSYM Asia Pacific conference」と同時開催を予定している。
CeMATは世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」からの独立展として2005年にハノーバーで初開催された。
主催のDeutsche Messeでは現在、CeMATの名称以外でイントラロジスティクスとマテリアルハンドリングなどをテーマにした展示会をドイツ、トルコ、イタリア、メキシコなどで開催している。コロナ禍以降では、CeMATの名称を持つ国際的な展示会は中国での展示会のみとなっていた。
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