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AIによる解析技術で知財に基づく戦略立案を支援するサービス発表知財ニュース

日立製作所は、AIテキスト解析技術による高精度な分析によって、知財情報を生かした戦略立案を支援する「特許情報分析サービス」を発表した。特許文献の読み取りや分析を容易にする機能を提供する。

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 日立製作所は2023年9月6日、AI(人工知能)テキスト解析技術を用いた高精度な分析によって知財情報を生かした戦略立案を支援する「特許情報分析サービス」を発表した。同年10月10日から提供開始し、価格は個別見積もりとなる。

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「特許情報分析サービス」のイメージ図[クリックで拡大] 出所:日立製作所

 同サービスは、「競合他社分析」や「技術トレンド探索」など、目的に応じたグラフセットをあらかじめ用意しており、グラフ化が難しいとされている特許分析作業を容易にする。

 また、特許文献に用いられる言葉が分野や出願人によって異なり、これが分析の妨げになるといわれるが、「AI読解支援機能」などによって高度な分析が可能になった。加えて、特許関連の専門知識がなくても分析結果のグラフを読み取れるように、ガイドや分析の進め方を提示する機能を備える。

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グラフの読み取り方ガイド機能のイメージ[クリックで拡大] 出所:日立製作所

 公開特許文献調査を支援するサービス「Shareresearch」と連携することで、データのひも付けやデータ加工など、分析に必要な集合データを作成する際の時間を短縮する。公開特許情報と社内の知財情報の双方を組み合わせて分析し、特許取得目標の達成に必要な投資額をシミュレーションする機能も搭載する。

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投資額シミュレーション分析のイメージ[クリックで拡大] 出所:日立製作所

 同社は今後、利用者からのフィードバックをもとに同サービスの機能強化や改善を図り、これまでの実績や知見と合わせて知財ソリューションを進化させていく。

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