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日立Astemoの車載ステレオカメラが採用、従来比3倍の能力で対象物を検知:組み込み採用事例
AMDのオートモーティブ向けMPSoC「XA Zynq UltraScale+」が、日立Astemoの車載カメラシステムに採用された。前方ステレオカメラにXA Zynq UltraScale+を採用したことで、高精度に物体を検知し、映像に基づく運転支援システムを提供する。
AMDは2023年9月5日(現地時間)、同社のオートモーティブ向けMPSoC(マルチプロセッサシステムオンチップ)「XA Zynq UltraScale+」が、日立Astemoの車載カメラシステムに採用されたことを発表した。
今回、採用されたXA Zynq UltraScale+は、車載カメラシステムにステレオ画像と単眼画像の処理能力を提供する。広角範囲は120度以上で、従来品の3倍の能力で対象物を検知できる。
カメラシステムは、自動車の自律走行や先進運転支援システムにとって重要な要素だ。日立Astemoでは、アダプティブクルーズコントロールと自律型緊急ブレーキ向けの前方ステレオカメラに、XA Zynq UltraScale+を採用。これにより日立Astemoのセンシングシステムは、ステレオカメラの画像処理アルゴリズムとAI(人工知能)を組み合わせることで高精度に物体を検知し、映像に基づく運転支援システムを提供する。
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