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i-PROのAIカメラがPLCと連携可能に、FAプロトコル実装サービスを提案産業オープンネット展

図研エルミックは、「産業オープンネット展2023」において、FAプロトコル実装サービスのユーザー事例として、i-PROのAIカメラとPLCをはじめとするさまざまな産業用機器との連携が可能になるデモを披露した。

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 図研エルミックは、「産業オープンネット展2023」(2023年7月21日、大田区産業プラザ)において、FAプロトコル実装サービスのユーザー事例として、i-PROのAI(人工知能)カメラとPLCをはじめとするさまざまな産業用機器との連携が可能になるデモを披露した。

図研エルミックのデモ展示
図研エルミックのデモ展示。写真左側にAIカメラと光電センサー、積層信号灯があり、AIカメラの画面表示用のノートPCの上にあるPLC(Revolution Pi)と接続されている[クリックで拡大]

 図研エルミックは、産業用ネットワークを活用するアプリケーションにCC-Link IEやEtherCAT、Ethernet/IP、PROFINETといったFAプロトコルの実装を支援するサービスを提供している。「要件定義から検証まで開発プロセス全体をサポートしており、オープンソースソフトウェアも適切に利用して効率の良い実装を行えるのが最大の特徴」(同社の説明員)という。

 デモ展示は、i-PROのエッジAI搭載カメラモジュールの拡張アプリ向けにEthernet/IPの実装を支援した事例がベースになっている。光電センサーによる物体検知イベントを受けてAIカメラが起動し、AIカメラが人間の存在を検知したら積層信号灯の赤色灯が点灯し、人間を検知しなかった場合には黄色灯が点灯するという仕組みだ。光電センサーや積層信号灯を制御するPLCとAIカメラの通信はEthernet/IPによって行われている。「このデモではEthernet/IPを用いているが、CC-Link IEやEtherCAT、PROFINETにも簡単に対応できる」(同説明員)としている。

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