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ロジックセル数が「Virtex UltraScale+」から倍増した大容量アダプティブSoC:組み込み開発ニュース
AMDは、エミュレーションやプロトタイピング向けのアダプティブSoC「AMD Versal プレミアム VP1902」を発表した。前世代FPGAの2倍となるプログラマブルロジック集積度、前世代の2倍となるI/O総帯域幅に対応している。
AMDは2023年6月27日(現地時間)、エミュレーションやプロトタイピング向けのアダプティブSoC「AMD Versal プレミアム VP1902」を発表した。同年第3四半期にサンプル提供を開始し、2024年前半にリリース予定だ。
18.5Mのロジックセルを備え、前世代FPGA「Virtex UltraScale+ VU19P」の2倍となるプログラマブルロジック集積度を可能にした。I/O総帯域幅は前世代の2倍、トランシーバー帯域幅は2.3倍となる。
また、プログラマブルネットワークオンチップ(NoC)を含むVersalアーキテクチャにより、最大8倍の高速デバッグに対応。優れたデバッグ機能により、デザインプロセスの反復を高速化できる。
設計環境として「AMD Vivado ML」を提供。次世代アプリケーションや技術を設計、デバッグ、検証し、迅速な市場投入を可能にする。また、自動デザインクロージャアシスタンスやインタラクティブなデザインチューニングなどの新機能により、効率的な開発をサポート。エンドユーザーは、ICの反復デザインプロセスにかかる時間を短縮できる。
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