一般向け広範囲3Dスキャナーとデュアルレンズ搭載の3Dスキャナーを発売:3Dスキャナーニュース
APPLE TREEは詳細にキャプチャーできる一般ユーザー向けの広範囲3Dスキャナー「Magic Swift Plus」と、幅広いスキャニングニーズに対応するデュアルレンズ搭載3Dスキャナー「Whale」の取り扱いを開始した。
APPLE TREEは2023年6月7日、一般ユーザー向けの広範囲3Dスキャナー「Magic Swift Plus」と、デュアルレンズを搭載した3Dスキャナー3DMakerpro「Whale」の取り扱いを開始した。Magic Swift Plusは対象物の細部まで詳細にキャプチャーでき、Whaleは幅広いスキャニングニーズに対応する。
両製品ともに、スキャンモードはターンテーブルモードとハンドヘルドモードの2種類を用意し、屋外でのスキャンにはモバイルバッテリーで対応する。
Magic Swift Plusは、3D解像度が2倍となった深度カメラを搭載。複雑な形状や表面を持つ工業用スペアパーツを毎秒40万ポイントのスキャン速度で細部まで撮影し、0.25mmの高解像度でモデルを生成する。スキャン範囲は500mmと広く、大きなオブジェクトもスムーズかつ高速にスキャンできる。
カラーキットと連携させると、複雑なカラーや質感をスマートフォンのカメラやDSLRカメラで取得し、カラーをモデルに自動的にマッピングできる。作動距離650mm±250mm、シングルキャプチャー範囲400×250mm、フレームレート最大10fps。製品寸法は290×120×55mmで、重量は800gとなっている。
Whaleはマクロレンズとマイクロレンズの2つのレンズを搭載。NIR光学投影装置を内蔵し、最大0.05mmでスキャンする。
カラーキットとの連携により、主流のDSLRカメラやミラーレスカメラによる複雑なカラーや質感が取得でき、片手でのスキャンにも対応する。スキャン可能な最小体積は15×15×15mm、最大体積は2000×2000×2000mm。フレームレートは最大10fpsで、製品寸法は230×148×188mm、重量は1500gとなっている。
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