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富士通、運行管理システムにトラックの運行状況を可視化するオプション追加:物流のスマート化
富士通は、SaaS型運行管理システム「Logifit TM-NexTR」に、物流委託先のトラック運行状況をリアルタイムに可視化するオプションサービス「Logifit TM-NexTR/Traevo連携」を追加した。
富士通は2023年4月14日、SaaS型運行管理システム「Logifit TM-NexTR」に、物流委託先のトラック運行状況をリアルタイムに可視化するオプションサービス「Logifit TM-NexTR/Traevo連携」を追加したと発表した。
Logifit TM-NexTRは、物流分野における運行車両の分析や運行業務を支援するソリューションだ。運行車両のセンシングデータやドライバーのバイタルデータを収集、分析して安全性や経済性を高め、庫内が一定温度を上回るとアラートを出すことで輸送品質の向上を支援する。
今回、車両の動態情報を取得して可視化する、Logifit TM-NexTR/Traevo連携をオプションで提供開始。物流委託先や協力会社など、さまざまな車載器、デバイスを搭載する車両の動態情報を取得し、一元管理することで、配送業務の効率化を支援する。
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