ジャパンモビリティショーは220社以上が出展、100万人の来場目指す:モビリティサービス
日本自動車工業会は、東京モーターショーから生まれ変わる「ジャパンモビリティショー」のコンセプトなどを発表した。
日本自動車工業会は2023年5月24日、東京モーターショーから生まれ変わる「ジャパンモビリティショー」のコンセプトなどを発表した。会期は2023年10月26日〜11月5日、東京ビッグサイト全館で開催する。既に220社以上が出展を決めており、経団連モビリティ委員会からも自動車以外の産業56社が参加する。ビジネス目的のインバウンドなども含めて、来場者数100万人を目指す。
ジャパンモビリティショーのコンセプトは「みんなで一緒に未来を考える場」。日本の産業全体で未来を描く「FUTURE」、カーボンニュートラルを目指し地球と共存する社会を創造する「GREEN」、ワクワクする未来をつくる「DREAM」の3つのキーワードに基づき、各企業が目指す未来を一方的に見せるのではなく、来場者とともに目指したい未来を考える場にすることを目指す。
賞金総額1000万円のスタートアップ向けピッチコンテンストも
東京モーターショーから生まれ変わるのを機に、自動車以外の産業やスタートアップ企業との共同企画「Tokyo Future Tour」「Startup Future Factory」「Japan Future Session」も展開する。Tokyo Future Tourでは、生活、災害対策、遊びやスポーツ、食事といったテーマごとに未来の街を体感してもらう。1000人が同時に体験できる大型の没入型シアターも設置する。
Startup Future Factoryは、モビリティに関わるスタートアップが参加する賞金総額1000万円以上のピッチコンテンストを開催する。募集は6月下旬から開始予定だ。ビジネスラウンドテーブルなど、企業同士のマッチングの場も提供する。会期中だけでビジネスマッチングの成果を生み出すのは難しいため、会期にこだわらない継続的な取り組みとする。
Japan Future Sessionでは、カーボンニュートラルやモータースポーツなどモビリティに関するトークショーを開催する。難しいテーマばかりでなく、子どもから大人まで楽しめる内容とする。
この他にも、キッザニアやタカラトミーなど子ども向けのブースやe-Motorsports大会、次世代モビリティの試乗体験、軽トラ市、東京オートサロン関連の出展などさまざまなプログラムを用意するという。
ロゴは、それぞれの産業や企業が一つになって協力して日本を動かして世界に発信していくこと、それぞれの個性が歯車のようにかみ合って未来に進んでいくことを表現した。
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