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国際規格「IEC 62563-2」に対応した医用モニターとソフトウェアを出荷:医療機器ニュース
EIZOは、医用モニターの品質管理における最新の国際規格「IEC 62563-2」に対応した医用画像表示モニター「RadiForce」と、モニター品質管理ソフトウェア「RadiCS」を海外向けに出荷する。
EIZOは2023年3月30日、医用モニターの品質管理における最新の国際規格「IEC 62563-2」に対応した医用画像表示モニター「RadiForce」と、モニター品質管理ソフトウェア「RadiCS」を同月より海外向けに出荷すると発表した。
日本やドイツなど一部の国では、医用モニターの品質を管理する基準、方法が規格化されているが、そうでない国もある。日本画像医療システム工業会(JIRA)の会員であるEIZOは、2018年に国際電気標準会議(IEC)に対して、医用モニターの国際規格の必要性を提案。2021年に国際規格IEC 62563-2が制定された。
RadiForceは、出荷先の国や地域ごとに定められた品質管理規格、ガイドラインにのっとり、工場で検査を実施してから出荷している。2023年3月からは、海外向けについてはIEC 62563-2に沿った検査を追加する。なお、国内向けは、今後もJIRAが作成したガイドライン「JESRA X-0093」に沿った試験を実施する。
RadiCSは、各国の医用モニター品質管理規格に即して、モニターの品質維持、管理ができるソフトウェア。海外向けの最新版は、IEC 62563-2に対応している。
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