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検査、編集機能を強化したポリゴンデータ編集ソフトの最新版メカ設計ニュース

UELは、ポリゴンデータ編集ソフトウェアの最新版「POLYGONALmeister Ver.8.0.0」を発売した。解析や3Dプリンタで、3DスキャナーやCTで得たポリゴンデータを利用するための検査、編集機能を強化している。

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 UELは2023年3月20日、ポリゴンデータ編集ソフトウェアの最新版「POLYGONALmeister Ver.8.0.0」を同月から販売開始すると発表した。価格は年額で55万円(税込み)からで、3年間で500セットの販売目標を掲げる。

 最新版は、オプション機能として「Geomスムージング」を追加。1クリックで、計測誤差による細かな凹凸を平滑化しながら、失われた稜線を回復する。また、3Dプリンタで、3DスキャナーやCT装置で得たポリゴンデータを利用できるよう、修正、解析の機能も強化した。

「Geomスムージング」処理結果
「Geomスムージング」処理結果(画像左から、オリジナルデータ、一般的なスムージング結果、Geomスムージング結果)[クリックで拡大] 出所:UEL

 IGES形式のCADデータをポリゴン形式に変換し、取り込む機能やアンダーカット、傾斜角の検査機能も追加した。検査結果の表示機能は改善している。

 地形関係機能は、LandXML形式のファイルのメッシュ情報が読み込めるようになり、地形や土木、測量の関連業務でのポリゴンデータ活用の幅が広がった。また、「地形位置合わせ」機能を追加。正しい測地系で表現されていない地形メッシュに対し、測地系を緯度経度が分かっている点を基準にして合わせる。

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