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全固体電池と超低消費電流技術を組み合わせた評価用電源モジュールキットを開発組み込み開発ニュース

マクセルは、同社のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」とロームの超低消費電流技術「Nano Energy」搭載の昇圧DC-DCコンバーターICを活用した、低消費電流の評価用電源モジュールキットを開発した。

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 マクセルは2023年1月23日、同社のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」とロームの超低消費電流技術「Nano Energy」搭載の昇圧DC-DCコンバーターICを活用した、低消費電流の評価用電源モジュールキットを開発したと発表した。

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評価用電源モジュールキットの外観 出所:マクセル

 同モジュールキットは、両社が共同開発した専用の充電制御IC「BD7090NUV」、静止電流180nAを達成したロームの昇圧DC-DCコンバーターIC「BD8B133NWX」、マクセルの全固体電池「PSB401010H」を組み合わせた。オプションとして、Nano Energy技術を搭載したリセットIC「BU49xxFVE」を採用したキットも提供する。

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評価用電源モジュールキットの構成図[クリックで拡大] 出所:マクセル

 硫化物系固体電解質を使用しており、最大125℃の高耐熱、長寿命、高い安全性を備え、モニタリングや各種計測機器など、民生分野から産業分野まで幅広い用途で利用できる。同社では、2023年度中の量産開始を予定している。

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