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コラム

「どうする家康」とトヨタと日本電産日刊MONOist月曜版 編集後記

会社は人で興して仕組みで残すものだと考えます。

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 この記事は、2023年1月30日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 NHKの大河ドラマ「どうする家康」を楽しんで見ています。前作の「鎌倉殿の13人」は教科書では数行で飛ばされた部分をあらためて知る面白さがありましたが、今回描かれている徳川家康はさまざまな小説やドラマ、エンタメコンテンツとして描かれ尽くしており、知っている物語をどういう解釈で描くのかという見方で楽しんでいます。特に「どうする」で示されているように「次々に判断が求められる家康」が追い詰められながらも苦しみながらも決断していく姿が見どころで面白いと感じています。

 さて、製造業では家康と同じ三河地方に本拠を置くトヨタ自動車が大きな決断をしました。創業家出身で13年間も社長を務めた豊田章男氏が退任し、新社長兼CEOには執行役員の佐藤恒治氏が就任する新社長人事を発表したのです。

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