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富士フイルムが韓国に先端半導体材料の新工場建設、2024年春の稼働を予定工場ニュース

富士フイルムは、韓国現地法人のFUJIFILM Electronic Materials Koreaが、先端半導体材料の新工場を建設する。高品質、高性能なイメージセンサー用カラーフィルター材料を現地生産し、韓国での需要増に対応する。

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 富士フイルムは2022年12月13日、韓国現地法人のFUJIFILM Electronic Materials Koreaが、先端半導体材料の新工場を建設すると発表した。2024年春に稼働を開始する予定で、現地での生産体制を確立して電子材料事業の拡大を図る。

 韓国・平澤市に建設する新工場には、最先端の製造設備や品質評価機器を導入し、良質で高性能なイメージセンサー用カラーフィルター材料を生産する。

 平澤市には先進技術を有する企業やサプライヤーが多く、顧客との距離が近くなるため、製品をスピーディーに供給できる。これにより、顧客満足度を高めつつ、韓国での需要増に対応する。

 イメージセンサーは、光を電気信号に変えて映像化する半導体だ。近年では車載、セキュリティ機器など向けに市場が拡大し、年率約7%での成長が見込まれている。富士フイルムは、イメージセンサーに用いるカラーフィルターの世界シェアで80%以上を有しており、供給体制のさらなる強化を図る。また、可視光領域だけでなく、広い波長領域に対応するイメージセンサー用カラーフィルターを開発し、事業拡大を狙う。

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