CAEによる解析結果の可視化を実現するワークステーション環境を提供:CAEニュース
GDEPソリューションズは、グループ企業のプロメテック・ソフトウェアと共同で企画開発した「シミュレーション可視化Workstation」の販売開始を発表した。NVIDIA RTX GPUを搭載したワークステーションに、プロメテック・ソフトウェアが開発したシミュレーションデータ変換ソフトウェア「SIMUNIMA」のトライアルライセンスと、「NVIDIA Omniverse」のインストール手順書が付属する。
GDEPソリューションズは2022年12月8日、グループ企業のプロメテック・ソフトウェアと共同で企画開発した「シミュレーション可視化Workstation」の販売開始を発表した。
同製品は、NVIDIAのGPU「RTXシリーズ」を搭載したワークステーション(HP Z2 Tower G9 Workstation)に、プロメテック・ソフトウェアが開発したシミュレーションデータ変換ソフトウェア「SIMUNIMA」のトライアルライセンス(無償)と、「NVIDIA Omniverse」(以下、Omniverse)のインストール手順書が付属しており、シミュレーション結果の可視化を支援する。
SIMUNIMAは、CAEや数値計算シミュレーションの解析結果データを最適化/軽量化し、Omniverseや「Maya」「3ds Max」「Blender」「Unity」「Unreal Engine」といった環境に取り込めるようデータ変換を行うソフトウェアである。3D CG、レンダリング技術を用いてシミュレーション結果を可視化することで、社内外での解析結果の共有や効果的なプレゼンテーションの作成、デジタルマーケティングコンテンツの制作など、製品/技術力のアピールに役立てられる。
同製品は、主に製造業のCAE解析担当者や大学官公庁のHPCシミュレーションの研究者を対象にしており、SIMUNIMAによる大規模解析データの最適化/軽量化の実施から、Omniverseを活用しての3D CG動画およびXR(VR/ARなど)コンテンツの制作までを1台のワークステーションで行うことができるという。GPUに「RTX A4500」を搭載した推奨構成の販売参考価格は119万円(税別)から。GDEPソリューションズ、プロメテック・ソフトウェアによる直接販売の他、間接販売を通じて2023年に年間50セットの販売を予定する。
以下、数値計算シミュレーションの可視化に最適なスペックとして、同製品の推奨構成を示す。
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