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「2024年問題」に向けて、AIやロボットで倉庫業務の効率化目指す共同研究開始製造マネジメントニュース

パーソルR&DとJDSCは、AIと自動搬送ロボットを活用し、工場や物流倉庫業務の生産性を向上するための共同研究を開始した。物流業、製造業の「2024年問題」に対応すべく、工場や倉庫の業務効率化、生産性向上を目指す。

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 パーソルR&DとJDSCは2022年10月13日、AI(人工知能)と自動搬送ロボットを活用し、工場や物流倉庫業務の生産性を向上するための共同研究を開始した。

 両社は工場や物流分野での、属性が異なるさまざまな情報をデータ化して統合管理することで、予測や最適化が可能な仕組みを構築。工場や倉庫の業務効率化、生産性向上を目指す。

 第1弾として、工場などで取得したデータを基に、JDSCがAIを用いて各種予測や最適化を実施。パーソルR&Dは勤怠管理システムやセンシングによってさまざまな情報を取得し、自動搬送ロボットの導入や、現場の状況に応じた機能拡張をする。

 これらの取り組みにより、ロボットの導入促進や最適な活用方法、ロボットと人との協働体制の構築などを、業種にかかわらず提供する。

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工場、物流倉庫業務の生産性向上を目指す両社の取り組み[クリックで拡大] 出所:パーソルR&D

 働き方改革に伴い、2024年4月より「自動車運転の業務」にも時間外労働時間の上限規制などが適用されるため、物流業や製造業では直接、あるいは間接的にさまざまな問題が発生することが予想されている。両社は共同研究を通じて、労働力不足をはじめとする課題の解決に向け、新しい物流倉庫、工場業務の在り方を提案していく。

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