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カルビーがAIを搭載したスカイディスクのSaaS型生産スケジューラーを導入:製造IT導入事例
スカイディスクのSaaS型生産スケジューラー「最適ワークス」を、カルビーが導入開始した。AIを活用した同生産スケジューラーにより、生産計画立案、修正業務の作業負荷を低減し、生産性の向上を図る。
スカイディスクは2022年8月9日、AI(人工知能)を搭載した同社のSaaS型生産スケジューラー「最適ワークス」を、カルビーが導入したと発表した。導入により、生産計画の立案や修正業務の負荷軽減を目指す。
最適ワークスは、事前に設定した生産条件を基に、AIが設備稼働や人員配置の割り付けなどの生産計画を立案する。直感的な操作で条件設定や変更が可能で、計画立案業務を効率化し、作業標準化により属人化も防ぐ。
今回導入を開始したカルビーの湖南工場(滋賀県湖南市)では、ポテトチップスなどのスナック菓子を製造している。定番製品から季節限定、地域限定など、さまざまな製品群を取り扱っている。
各製品群はそれぞれに特有の工程や製造条件があり、生産計画は複雑化している。その複雑な条件を満たすように生産計画を立案するには、1日1時間以上の時間を要するなど、負担が大きくなっていた。
カルビーでは、これらの課題解決に向け、最適ワークスを2022年1月から導入。これを活用することで、生産計画立案、修正業務の作業負荷を低減し、生産性の向上を図る。また、属人化を解消することで、安定かつ効率的に生産計画を立案できる体制構築を目指すとしている。
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