ニュース
ロックウェルが高コスト効率の検知ソリューションに最適な汎用光電センサー発表:FAニュース
ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)は、新たな汎用光電センサー「42EA RightSight S18」「42JA VisiSight M20A」の2シリーズを発表した。幅広い検知モードと取り付けオプションを搭載し、コスト効率の高い検知ソリューションを提供する。
ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)は2022年8月4日、Allen-Bradleyブランドの汎用光電センサー「42EA RightSight S18」「42JA VisiSight M20A」の2シリーズを発表した。グローバルな用途に対応した、コスト効率の高い検知ソリューションを提供する。
新製品の2シリーズは、幅広い検知モードと取り付けオプションを搭載。簡単に位置合わせができる可視赤色光源、複数の接続オプション、明暗操作用の調整ノブが、設置や設定、メンテナンスを容易にする。
42EA RightSight S18シリーズは、大型ソリューションで求められる性能を、より小型で適応性の高いパッケージで提供し、サイズや形状への要求が厳しい場所で優れた検出能力を発揮する。42JA VisiSight M20Aシリーズは、フルレンジの検出モードを提供し、空洞のないコンパクトなハウジングで密封することで防塵性を高め、クリーニングを容易にする。
両シリーズとも、マテリアルハンドリングや包装、組み立てなどの用途に適する。さらに、ライフサイエンスや製薬、食品飲料、家庭用品、パーソナルケアといった業界の小型化ニーズにも貢献する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 進む産業機械のスマートフォン化、標準化とオープン化がカギに
スマート工場化が進む中、工場内の生産機械や設備にも生産情報や設備情報などを活用するために「つながる」ことが求められるようになってきている。こうした環境に合わせる形で、生産機械についても協調領域については「水平分業型」へのシフトが加速する見込みである。 - ロックウェルとコマウ提携、ロボットアプリ展開を簡素化
Rockwell Automationは、Comauとの提携を発表した。提携により両社は、ロボットアプリケーションを設計、展開、管理するための、より簡単かつスマートで生産的な方法を提供する。 - FA機器メーカーから製造プラットフォーマーへ、ロックウェルの目指す新たな姿
FA用制御機器のグローバル企業である米Rockwell Automationは、スマートファクトリー化などの流れの中で、ITシステムなどを組み合わせたモノづくりプラットフォーマーへと役割を変化させつつあり、日本でもこれらの取り組みを本格的に広げていく方針を示す。日本での取り組みについて、ロックウェル オートメーション ジャパン 代表取締役社長の矢田智巳氏と、同社A&S, Power Control&IC Regional Managerの吉田高志氏に話を聞いた。 - “ニューノーマル”でモノづくりはどう変わるか、ロックウェルとPTCの取り組み
米PTCは2020年6月9日(現地時間)、同社初となるバーチャルライブイベント「LiveWorx 20 Virtual」を開催した。本稿では「Expanding Human Possibility(人の可能性の拡張)」をテーマとした、米Rockwell Automation会長兼CEOのブレイク・モレット氏による講演の内容を紹介する。 - 製造ITメーカーとFAメーカーの協業は何を実現するのか
PTCジャパンは2020年8月20日〜9月25日までの期間、オンラインイベント「PTC Virtual DX Forum Japan 2020」を開催。その中でPTCジャパン 代表取締役で米PTC アジア太平洋地域 統括責任者でもある桑原宏昭氏と、ロックウェル オートメーション ジャパン 代表取締役社長の矢田智巳氏が「製造業のこれからを考える」をテーマに対談を行った。 - ITとOTの融合を簡素化するエッジゲートウェイ、構築済み分析モデルを活用可能
Rockwell Automationは、ITとOTの融合を簡素化、加速する次世代エッジゲートウェイ「FactoryTalk Edge Gateway」を発表した。ITとOTを融合するだけでなく、OTデータの構築や維持、強化に必要な時間や労力を大幅に削減する。